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「毎」の字形の変化は「母」に同じ 母の髪飾りから発して盛んなること |
金文と小篆の「毎」は母の変化と同じである。この為に楷書の「毎」の字になっている。許慎は《説文》で「毎」を盛んになることと解釈している。実際「毎」の字は髪の毛の盛なることをいい、年齢のたけたこと、また子孫の多いことをいう。くさの繁茂することとは少しの関係もない。毎の字の造字の本義は、氏族社会の中で、子孫が多く人々の尊敬を受ける年配の女性のことを指す。
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漢字は象形文字から生まれた意味を表す表意文字です。漢字の多くは形や色や音までイラストのような形で表現するので象形文字と呼ばれているよ。当ブログ「漢字考古学の道」では当時の人々の生活・習慣や感情に至るまで在りのままを甲骨文字を含む古代文字から解き明かすつもりでいます。皆さんの応援と協力をお願いします。
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