2016年12月10日土曜日

漢字「習」の成立ちを「甲骨文字」に探る:雀が飛ぶことを学習すること。


漢字「習」の起源と由来
引用:「汉字密码」(P79、唐汉著,学林出版社)


 習の字は甲骨文字中では、会意文字である。図に示すように、上辺の「羽」は鳥の両方の翼を表す。下辺は「日」の符号に似ている。両形の会意で、鳥の飛ぶことの学習を表す。
 小篆の「習」の字は下部の「日」は変化し、羽と自の会意文字で、自分が飛ぶという意味も含んでいる。「説文解字」では「習は飛ぶことを教えるなり」
 論語でも、論語で『学而时习之,不亦说(悦)乎』とあるのは、学ぶというのは習うことで説することと同じはないとある。
 また、このことから延長して、「習」とは「習慣、習性」のような繰り返す意味もある。习非成是(間違ったことでも習慣となると、それが正しいと思うようになる)、习以为常(慣れて当たり前になる、特別の事でなくなる)などなど。


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