漢字「習」の起源と由来
引用:「汉字密码」(P79、唐汉著,学林出版社)
習の字は甲骨文字中では、会意文字である。図に示すように、上辺の「羽」は鳥の両方の翼を表す。下辺は「日」の符号に似ている。両形の会意で、鳥の飛ぶことの学習を表す。
小篆の「習」の字は下部の「日」は変化し、羽と自の会意文字で、自分が飛ぶという意味も含んでいる。「説文解字」では「習は飛ぶことを教えるなり」
論語でも、論語で『学而时习之,不亦说(悦)乎』とあるのは、学ぶというのは習うことで説することと同じはないとある。
また、このことから延長して、「習」とは「習慣、習性」のような繰り返す意味もある。习非成是(間違ったことでも習慣となると、それが正しいと思うようになる)、习以为常(慣れて当たり前になる、特別の事でなくなる)などなど。
漢字「鳥」の起源と由来
引用:「汉字密码」(P63、唐汉著,学林出版社)
基本を失ってしまった象形の特徴は、鳥の足跡が4個の小さな点に変ったことだ。簡体字になってその四個の点は横一線に変ってしまった。これでもう鳥の足跡とははるかに離れてしまった。
鳥の本義は大よそ全ての飛ぶ鳥を指す。また今日言うところの鳥類である。唐詩の中にある「云开孤鸟飞」「鸟鸣山更幽」などの詩句の「鳥」は大よそ全て飛ぶ鳥を指している。「鳥瞰」の言葉は、鳥が高いところから地面の景色や物を見たときの俯瞰したと同じ像を表示している。
鳥の字は部首字で漢字の中では、「鳥」で以て偏でも旁でもなる。全て禽類とその行為は関係がある。例えば「鳴」は鳥と口の字の合成で、鳥が鳴き叫ぶことを表している。また「島」の字は鳥と山の造字の構造部材が組み合わせ、海上で鳥が休息する山を表示している。