今日、自民党の総裁選が行われた。そこでこのページでも取り上げた石破茂氏も立候補したが、ある意味戦わずしてヤブレタ感じであった。私は今回の選挙を見て、自民党というのは「民主」という名前を持っているが、およそ民主的な党ではないなと感じた。密室でサッサと自分たち(党三役)だけで都合のいい候補者を選び、その候補者が選ばれるように選挙方法を決め、投票する権利のある党員にも平等な権利を与えず選挙をしてしまった。
これは単なる一政党の問題だから、とやかく言う問題ではないという人もいるだろうが、選挙の結果として、国民の生死にかかわる総理大臣を選ぶのだから、水に流してしまうわけには行かない。
こんな党が日本を牛耳っている限り、国民の声を聞くような民主的な手続きが為されるはずがないと思えてくる。
「石破茂」という名前を勝手に鑑定した
Web上の無料の姓名判断で、勝手に占ってみました。あたるも八卦、あたらないのも八卦。皆さんはこれをどう判断するでしょうか。
探求心や知的好奇心が旺盛で、色々突っ込んで調べたりして、周りから相談を受けたり、統率力も持っている。そして自分の能力を高めることに熱心で、さまざまな知識や技術を身につけようとするでしょう。ある意味でオタク。そうした傾向が、高い評価や人気につながっています。
石破という苗字の由来
鳥取県が発祥。発生は奈良時代に遡るという。そして、石破という苗字を名乗る人は全国で400人ぐらいというからかなり珍しい方に入るのかもしれない。苗字全体では30万種ほどあるらしいが、「石破」という苗字はかなり珍しいことになる。
石という漢字は、甲骨文字は、岩盤から外れた?塊を表しているらしいが、このことから、硬い石の塊とか、硬い材質とか、硬い状態などに関係することを表すときは「石」が付く文字になっているようだ。
引用:「汉字密码」(P307、唐汉著,学林出版社)
「石」これは会意文字である。甲骨文字の「石」の字は、左上隅は石の岩盤のデッサンとなっている。右下隅の「口」は石盤の上から下に吊り下げた塊を示している。古人はこのように巧妙な思考を持ち、石盤の材質を表している。即ち石の塊である。
金文と小篆はこの岩盤の形が省略され「厂ガンダレ」になっている。ガンダレのひっくり返した記号は、その意は転がして動かせる石の塊という意味である。
面白漢字
「磊」という漢字がある。この漢字から思い出す熟語は、「磊落」という単語である。この意味は、あけすけで小さなことに拘らないさま(漢字源より)
因みに「磊」という漢字そのものの意味は、石がゴロゴロしているさま。発想としては、「森、姦、晶」と同じである。
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結び
漢字の意味などを真剣に考えるときは、子供に名前をつける時だ。
自分も若いときにずいぶん色々悩んだものだ。
後で知った話だが、子供が生まれて、所定の期間内に届けを出さなかったら、ペナルティーの対象となる。色々悩んだが、これまた後で読んだ本では、画数が子供に影響を及ぼすことはないとのこと。それよりも、漢字の成り立ちや由来から漢字がどのように使われ、発展してきたかを学ぶほうがずっと子供のためになる。後悔先に立たずとはこのことだ。しかし一番悪いのは、自分のうだつが上がらないのを名前のせいにして、恨まれることだ。やっぱり子供の名前には悩んでしまうのが、親というものだ。
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