引用 「汉字密码」(P31,唐汉,学林出版社)
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左辺は「高」という3本足の鍋、右辺は犬。 「献」は神前に狗肉を捧げたことを表している。 |
古人は、犬の肉に対しては独特の感じを持っていた 古人の感覚では、犬の肉に対しては独特の感じを持っている。肉質は柔らかで、カロリーは満ち溢れている。しかし犬はまた狩りをする。各家の助手でもある。この為古人は犬を易々と殺してこれを料理をしなかった。古人は更に多く地方で犬の肉をお供えに当てたようだ。「献」の字の如く、最もいい犬の肉を祖先の神前に捧げることを表している。説文では「献」は宗廟に犬の名と羹を捧げることを言い、犬の脂身を捧げる。
「献」の字の成り立ち 甲骨文字の「献」の字は左辺は、大きな口の「高」を示している。「高」は古代の3本の足を持つ鍋のことで、右辺は犬である。ここで表示されているのは犬の肉である。金文の「献」の字は甲骨文字を引き継いでいるが、ただ犬と高が形象化されている。小篆の「献」の字は、高の字の上部に虎の字の簡略形が追加されている。ここでは大口の高或いは虎の紋を施したものを表し、楷書はこの流れで「献」となり、簡体字の規範は「献」とした。
「献」の字の現代の用法 「献」の字もともと最も貴重な青銅鍋で「香肉」を煮ることで、祖先の神霊に奉献することである。これから拡張されて、一般の意味の「献花、献礼、献旗、貢献」などの進献の意味になった。又引き伸ばされて、他人に見させる表現「献技、献丑(つたない芸をお目にかけるという謙遜した意味、献殷勤(手厚く、丁寧にさせていただくという意味)」等等に用いられる。 |