漢字考古学の道:漢字の起源と人間の歴史を突き動かす源流を探る
漢字の起源と由来を解き明かすブログ。総数で10万に達する漢字の歴史から、人間と社会を突き動かしてきた歴史の深層を流れる源流を探る!
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2023年8月5日土曜日
漢字「男」はどのようにして生まれ、どのように変わっていくのだろう
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漢字「男」の起源と「男」という漢字は、ユニセックスの荒波の中でどう変化するのだろう 導入 私たちは今どのような位置にいるのだろうか? 前書き この記事は 「『男』という漢字の起源と由来は」 を加筆修正したものです。 男と女の関係は性的...
2022年2月10日木曜日
漢字「怒」の成り立ちと由来:漢字の構成要素「女+又+心」は何を意味する?
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漢字「怒」の成り立ちと由来 漢字「怒」の成り立ちと由来:手を付けられた女の気持ちは怒りとなって噴出する まえがき 「怒」は「女+又+心」という漢字から成り立ちます。ここで「又」は古代では「手」を意味します。この3つの文字の会意で、手を付けられた女が持つ心」を表しています...
2021年3月19日金曜日
漢字の成り立ちの意味するもの:漢字「婦」は女性差別という「差別」に抗う
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漢字の成り立ちの意味するもの:「婦」と女の違いってなんだ! 漢字「婦」は太古の女性が社会的に主体的役割を果たしていたことを明示したものだ。 漢字「婦」は、太古の社会では女性は主体的でることを明示しており、女性が従属的な存在であることを決して意味していない...
2021年2月26日金曜日
漢字「怒」の成り立ちと由来:漢字「奴」と「心」の意味するものは
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漢字「怒」の成り立ちと由来:漢字「奴」と「心」の意味するものは 日本語は漢字の使い方によって、発声が異なることがあり、日本語が難しいといわれる所以でもあります。ここで取り上げる、「怒」にしても、下記のように「ド」と「ヌ」という読み方があり、読み方により、微妙に異なる響きを...
2021年2月13日土曜日
漢字「櫻」の成り立ちと由来 なぜ女の子を意味する「嬰」と木偏なのかの謎に迫る
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漢字「櫻」の成り立ちと由来 そして櫻と桜の違いは この2、3年は桜で振り回された感じがする。元凶は「桜を見る会]である。国民の疑惑はいまだに払拭されていない。安倍首相のごまかし答弁は首相が代わってからでも、菅首相に引き継がれさらに深化しているような気がする。これは首相個人...
2020年11月22日日曜日
女の漢字「妊」の起源と由来:女偏に「壬」で処女から若妻に替わることを表わしているか?
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漢字「妊」の起源と由来:女偏に「壬」で処女から若妻に替わることを表わしているか? 「妊」:説文では「孕」なりと説明がある。 「壬」は貫くという意味で、 女性が最初の性交を通して若妻になることを示している 唐漢氏の解釈 「妊」これは会意及び形声文字である。説文では「...
2020年10月13日火曜日
「妊」に関係する漢字のまとめ:孕,包,妊,身,育
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「妊」に関係する漢字のまとめ:孕,包,妊,身,育 子供を生み、育むことの苦闘が漢字に表れている? 太古の昔から妊娠は重大な問題であった。だからこそ妊娠を意味する漢字は甲骨の時代から数多く存在していた。 菅義偉首相が少子化対策として不妊治療の公的保険の適用拡大を打...
2020年5月20日水曜日
MBSテレビの「東大王」の中で、出題された漢字「要」の肝心かなめの成り立ちと由来は?
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肝心かなめの漢字「要」の成り立ちは MBSテレビ20/05/20の19時からの放送「東大王」のなかで、漢字「要」の元になった動物は何でしょうというクイズがあった。その答えは「蟹」だという。蟹の目が両足を広げたときの真ん中の部分にあり、「かにのめ」の音が訛って「かなめ」とな...
2019年1月21日月曜日
漢字「姓」は大昔の氏姓制度の中から誕生した。 漢字は社会の変化を映し出す。
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「姓」からの開放は、社会の開放に直結する 今日の毎日新聞に「選択的夫婦別姓の全国陳情アクション」と題して、夫婦別姓の運動の機運が高まっていることを報じています。 人々の「氏姓」の問題は、人間が共同体を作る前には、未だ存在しなかったのですが、やがて集落ができ、集団で生...
2018年10月1日月曜日
「姻」の起源と成り立ち:父権制の確立後に生まれた文字、新婦の寝る場所を示す
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漢字「姻」の起源と由来 引用:「汉字密码」(P505、唐汉著,学林出版社) 「姻」の字の成り立ち」 「姻」は会意文字であり、形声文字でもある。小篆の字形の左辺は「女」の字で、右辺の「因」は甲骨文字の原本は筵の上で寝ることを表示している。拠り所のあるとい...
2018年9月26日水曜日
漢字「妥」の起源と成立ち:手と女からなり、慰撫するという意味から発展し、安定を表わす。今日では適当という意味に使うことが多い
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漢字「妥」の由来 手と女からなり、慰撫するという意味から発展し、安定を表わす。漢字の成り立ちからいうと、男尊女卑の概念を色濃く残した漢字です。女の頭をナデナデすることを表現している。しかし、最近では、女の頭を撫ぜてうまくいくことは殆どない。むしろ、男の頭を撫ぜて、その後...
2018年8月22日水曜日
漢字「女」の起源と成立ち:当時の社会の変化が漢字にしっかりと刻まれていた
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漢字「女」の起源と由来 「男」と「女」の永遠のテーマ。漢字が生まれたのは生理学的な違いではなく、その社会的な在り方がそのまま表現されたもの。漢字学は考古学でもある。現代社会からだけ、漢字の成り立ちを決め付けてはいけない。 引用:「汉字密码」(P467、唐汉著,学林出版...
2018年2月10日土曜日
漢字「海」の成立ち:「水」と女性を顕す「毎」からなる会意文字
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漢字 「海」 の起源と由来 引用:「汉字密码」(P300、唐汉著,学林出版社) 「海」は説文では「天の池」という。百の川を納めるものを以って、水と毎の音声からなる。 しかし海の字は形声字ではない。それは水と毎とで構成する会意文字である。 「毎」は上...
2018年2月1日木曜日
漢字「奴」の成立ちを探る:女偏と旁は「手」の意
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漢字「奴」の起源と由来 太古の女性は種族の由来を示すアイデンティティーな存在 漢字もまだ出来ていなかった太古の中国では、人々は狩猟生活をしていたであろう。生産性も低かったため、その日の生命を維持するのがやっとであったろう。この時代は女性はおのずと種族の由来を示す明示的な存...
2017年6月5日月曜日
漢字「安」の起源・由来:成熟した女性を大切にし、子孫繁栄を願った漢字
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漢字「安」の起源と由来 漢字「安」の起源・由来:成熟した女性が、個室で安心して生活できるように保証したことを示す 甲骨文字の生まれた時代は、父系制社会に移行する過程に在ったが、まだ母系制社会の生活習慣を残していた。成熟した女性が個室を持ち安心して生活することは、氏族...
2012年12月24日月曜日
いかに「它」から「蛇」が生まれ出ずるか
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前号で述べた通り、蛇を表す字は、「 它 」という字であった。しかし、今では蛇を表す字は「 蛇 」である。なぜ、「 它 」が「 蛇 」に変化したのか? またそれはいつのころか、唐漢氏はそれは甲骨文字が作られて以降、言葉の発展の過程で小篆のころに「 蛇 」という漢字が確立されたと...
2012年7月24日火曜日
漢字「宴」の起源と由来:屋内で女の人で客を接待すること
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「宴」の語感 漢字「宴」はもともと屋内で女の人で客を接待することの意味をもっていた。しかし近年「宴」から受ける語感は変化している。 「春高楼の花の宴 めぐる盃影さして」と詠われた、春の宴は我々日本人にはうつくしい響きを以て、ある種の心地よさをもたらしてくれる。これは土井晩...
2012年5月30日水曜日
日本の国名「倭」と「委」:漢字の起源と由来
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以前に紹介した司馬遼太郎さんと陳舜臣さんの対談本「中国を考える」の中で、二人が「日本」と言う国名について語っている。そこに面白い話があったので触れてみたい。 聖徳太子が遣隋使に託した国書の波紋 聖徳太子が中国の隋の国王に送った国書で「日出る国の天子が...
1 件のコメント:
2012年5月22日火曜日
漢字の起源と由来:悠久の昔から受け継がれた姓「羌」
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「中国・蜀と雲南のみち」を辿る このところ司馬遼太郎さんに嵌っている。その彼の「街道をゆく20」の「中国・蜀と雲南のみち」は彼が昭和56年に成都から雲南へと辿った道の少し古い紀行文である。 私も先日北京から成都に入り、四川を遡り九賽溝をめぐった後、三峡を少し下って来た。...
2012年3月2日金曜日
女の漢字:「姓」 文化・社会の原点はここにあり
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[姓]という漢字に込められた社会の変遷 「姓」という字は、中国の社会が母系制社会から氏族制度へと発展し、氏姓制度さらに古代、中世、近代の今日に至るまで、社会の根幹の仕組を表す重要な文字である。 このブログの重要な仕事は漢字の変遷から社会の変遷を読み解くことでもあるので、「...
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