漢字考古学の道:漢字の起源と人間の歴史を突き動かす源流を探る
漢字の起源と由来を解き明かすブログ。総数で10万に達する漢字の歴史から、人間と社会を突き動かしてきた歴史の深層を流れる源流を探る!
(移動先: ...)
ホーム
漢字音訓一覧
漢字のカテゴリー検索
私の本棚
▼
気ままな散歩
(移動先: ...)
リンク
中国の歴史
漢字起源音訓索引
私の本棚
▼
ラベル
羊
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
ラベル
羊
の投稿を表示しています。
すべての投稿を表示
2024年6月7日金曜日
漢字「翔」の成り立ち:羽+羊(音符)ならなる。 羽を大きく広げて、飛び舞う。
›
「翔」の意味するもの: 羽を大きく広げ飛び舞う様。鳥が羽をのばすように両肘を広げる 実に雄大な字ではないか! 羊は太古の昔から、吉祥のシンボルとして親しまれてきた。 その羊に、羽根を持たせ、大きな鳥のようにその大きな翼を広げ、ゆっくりと大空を回遊するさまを重ね見て...
2023年11月25日土曜日
養・牧のいずれも家畜を養うことを意味するが、その中心を担うのは「羊」である。そのことは「養」の字の『良』に現わされている
›
養・牧のいずれも家畜を養うことを意味するが、その中心を担うのは「羊」である。 「養」の字の中の『良』という字は、まさに羊の持つ全面的な有用性を古代人が認識していた証左だ。 漢字「養と牧」の成立ち:「養」は羊の飼育、「牧」は牛の飼育を表している! 古代人は人類が羊を...
2014年12月17日水曜日
漢字「羊」の変遷
›
引用 「汉字密码」(唐汉,学林出版社) 唐漢氏は「未」の本義は未然と断定しているが、白川静博士は、「字統」の中で、卜辞や金文にはまだ「未」という文字が未然の意を表す使い方をされた例はないと主張されている。「未」は枝葉の先が長く伸びてゆく形であるとされてい...
2014年11月25日火曜日
来年の干支は「未」
›
来年の干支は、未である。前に書いた通り、干支の歴史は古く、今から約3000年ほど前の殷商王朝の時代にはすでに、使われていた証拠が残っている。しかし昔は「子丑寅・・」という漢字が使われていたものであるが、それが今日のような「鼠、牛、虎・・・」という動物の名前にとってかわったのは、...
2010年5月27日木曜日
「羊」の起源と由来 基本的な象形造字法
›
「羔」や「義」という字が「羊」を構成要素として作られていることを見たが、ここでは羊そのものの字のつくり、その由来について触れてみよう。 羊という字を作る方法は、象形と呼ばれる。たとえ甲骨文字と金文文字の形は同じではないが、しかし皆、羊の頭の簡略化である。湾曲した角...
2 件のコメント:
2010年5月26日水曜日
「義」の起源と由来 この言葉は今の世の中に必要ないのだろうか
›
一昨年のヒットした中国映画は「赤壁」。蜀は漢王室の再興という「義」を掲げ魏と戦った。また昨年のNHKの大河ドラマの「天地人」の基本テーマは景勝の「義」と直江兼継の「愛」であった。ドラマはこの二人の武将の掲げる旗印を軸に展開した。 このように中国でも日本でも「義」というの...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示