2017年12月12日火曜日

漢字「北」の成立ちと意味:甲骨文字は人が背を向けている様子


漢字「北」の成立ちと漢字に込められた意味
 今年2017年の漢字が発表された。 日本漢字能力検定協会がを全国から募集した結果、153,594 票の応募の内、「北」が 7,104 票(4.63%)で 1 位を獲得したようです。
 その心は「北朝鮮」というところだろうか。そのほか、九州「北」部の記録的豪雨、大谷選手の大リーグ移籍や清宮選手の入団など「北」海道日本ハムファイターズに注目が集まったことなどが理由となったようです。


引用:「汉字密码」(P335、唐汉著,学林出版社)

 甲骨文字は、人が背を向け合っている様が見て取れる。これは反目している状態の会意文字であるというのが通説であるようだ。この説明からは北という字が「背」に使われているなどには確かに説得力がある。白川静氏の「字統」の中の説明でも、二人相背く形とあり、「説文」の「二人相背くに従ふ」とあり、「背」の最初の文字だと説明している。この解釈が、一般的である。


 これに対し、わが唐漢さんの解釈は、甲骨文字の形は一人の人間と影である。正午自分どこに向いていても、影の頭はすべて北向いている。北方の冬の時期は人影は一般に長く地上に映え非常に顕著である。このため古人は地上の影が向いている方を北とした。


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