2016年12月21日水曜日

漢字「令」の成立ちを「甲骨文字」に探る:佇立した男の前に膝まづいた人の情景が文字になった

漢字「令」の起源と由来
引用:「汉字密码」(P649、唐汉著,学林出版社)

 古典の典籍では、「古きもの将に新令あるときは木鋒を奮い上げ大衆に警告をする。木鋒は木の舌であり、文事には木鋒、武事には金鋒を奮う。 「金文は基本的には甲骨文の形態を受け継いでいる。小篆の下の部の人の形はいくらか変化し、楷書の形態は即ち根本的には鈴の字の人の形は見られない。其のじつ令の字は別の角度からの解釈が合理的である。
 性器が露出した男性の出てきて、併せて且つ大腿のマタに佇立する。彼の眼前に一人の跪いた人があるときこの種の景色がまさに令の字の生活の源である、また三角は男性の性器の普遍的意味を表すこととも符合する。
 命令からの意味からまた拡張して「~させる」の意味が出る。

 因みに、藤堂明保編{漢字源」による解釈では以下のようである。

「△印(おおいの下に集めることを示す)+人のひざまづく姿」で、人々を集めて、神や君主の宣告を伝えるさまを表す。
たしかにこの解釈のほうが上品ではあるが・・。

「漢字の世界の起源と源流を探る」のホームページに戻ります。

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