2012年9月25日火曜日

京都の「京」という漢字の起源と由来はいかに


京と高、膏等は同源で、上古社会の夏華民族の生殖崇拝から来ている。或いは男性の自身の感受的なデッサンである。
引用 「汉字密码」(P524, 唐汉,学林出版社)

京都の「京」は男性の自身


 「京」と高、膏等は同源で、上古社会の夏華民族の生殖崇拝から来ている。或いは男性の自身の感受的なデッサンである。



京の字の上部は男性の生殖器 

 甲骨文字の京の字は上部は男性の生殖器の符号の「舎」で下部の「内」は男性の両脚を表す。中の縦線は男性の精液が下腹の腹腔から噴出している様を表している。右の図の4つの甲骨文字のデッサンは将に男性の射精を非常に感性的で直観的に描写したものである。甲骨文字の京の字はこの4つの書き方の簡略形とも見られる。

常用されたのは一般の意味の「高崇」という意味 

 「京」の本義は男子の射精の精液が高く上ることである。しかしこの本義はこの意味で使われることはない。古代漢語中、常用されたのは一般の意味の「高崇」である。

北京市の高大な建築の連なりは「京」の如し、中国の象形文字の生命力に驚嘆する。 

 後の人は国の都を称して「京」と呼ぶ。即ちその建築物は高宗で高くそそり立ち昂然としているの意味である。今日の北京市の眺めれば、一つ一つの連なりは「京の高大な建築の如しで、まさに中国の象形文字の生命力に驚嘆する。京は二音節の言葉で、「京城、京华、京兆、京邑、京哉」など多くあり、消滅したものは僅かである。

「漢字の起源と成り立ち 『甲骨文字の秘密』」のホームページに戻ります。

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